借金がふくらんでくると返済しても元金が減らず、返済するために新たに借りる自転車操業。
借りることもできなくなり滞納。というような状況に陥ります。
まだ払えているけどどうすればいい?、減らす方法はないのかなど、誰かに相談したいけど、どこに相談すればよいか分からない。相談するのが恥ずかしい。
借金の相談先の種類
借金の相談をする相談先はいくつかジャンルに分けられます。
- 知人・友人
- 公的機関
- 弁護士事務所・司法書士事務所
- お金を借りている債権者(カード会社・ローン会社)
知人・友人
カードやローンの悩みを相談できる知人や友人がいれば、ネットで調べたりしない、と思われそうですが、家族や友人、知人に相談するのも一番。
恥ずかしいしプライドも傷つくとは思いますが、他人に依頼するよりは手数料などの面でメリットがあります。
公的機関
市役所などの行政、法テラスなどの司法機関の援助しているサービス、貸金業協会などお金を貸す側からの相談窓口など、いくつかの公的機関にも相談することができます。
無料で相談できるケースや初回のみ無料、収入状況によっては無料など、サービスごとに条件が異なりますが、無料相談できるのか、どんな対応をしてもらえるのかという相談は電話で無料でできる窓口がほとんどです。
対応時間が平日昼間のみだったり、当番制で対応しているケースもあったりするのですが、まずは無料で聞いてみる窓口としては安心感があります。
(公的機関の相談窓口は別の記事でまとめる予定)
弁護士事務所・司法書士事務所
債務整理など借金の相談を専門にしている弁護士事務所や司法書士事務所も少なくありません。
借金の相談のプロなので回答も対応も早いのが特徴。
電話での無料相談を行っている弁護士事務所・司法書士事務所も多いので、まずは相談してみるのがオススメです。
無料で電話相談できる弁護士事務所はいっぽの体験談としても紹介していますので、興味のある方はお読みください。
お金を借りている債権者
一番、相談すべき窓口で、最強最良のものは、お金を借りているカード会社やローン会社です。
返済できない事情を説明し、どんな条件なら返済していけるのか、利息なしの分割は可能かなど、弁護士さんなどを挟む前に、一度相談してみるのがオススメ。
借金で悩んでいて、滞納もしていて、督促の電話におびえている状態だと、借りてる相手に電話して相談するのは、なかなか怖いもの。
でも、実際に電話してみると事情を理解していただき、ベストな和解案を出してくれることもあります。(いっぽはこれで2社分自力和解しました)
どうしても良い和解条件にたどり着けないという会社だけ弁護士さんにお願いする、ということもできます。
自力交渉体験談
自力交渉を体験した経験での話ですが、カード会社側の弁護士事務所が入っている場合は自力交渉が難しいかも知れません。あちら側の弁護士さんからすると、利息などを下げられてしまうと、弁護士としての価値が減ってしまいますし。
弁護士の入ってない会社の場合は直接交渉で和解案を引き出せたので、直接、カード会社やローン会社の債権者に交渉するのが良いのかも。
借り入れしている会社、借入期間、今までの返済実績、などによっても変わると思うので、一概に自力交渉が良いですよとは言い切れません。
精神力は削られますが無料で相談できる方法ではあるので、試す価値はあります。
いっぽの場合、一番先に弁護士事務所の電話無料相談をしたのですが、弁護士事務所さんから自力交渉を勧められました。(弁護士事務所としては売上が減るはずなのですがほんと良心的)
債務整理にいたるまでの体験談で、弁護士さんの紹介をしていますので、誰にも相談できずに悩んでいるようでしたら、まずは無料相談してみてください。